臨床試験

臨床試験って何?

医師のイメージ

臨床試験とは薬の投与、手術、放射線治療など人体に対して変化を伴う研究のことです。 臨床試験に参加するには、いくつかの条件を満たす必要がありますが 臨床試験はそもそもどんなことをするのでしょうか。

【臨床試験とは】

臨床試験(治験・新薬モニター)とは、製薬会社が新薬の開発過程の最終段階において、 健康な人を使って行う試験のことです。 この臨床試験は製薬会社が厚生労働省に提出するための薬物動態のデータを取ることを目的と しており、新薬の効果や副作用を調べるというような危険なものではありません。

【低濃度】

臨床試験とは危険な人体実験だと思われてる人もいるかもしれませんが、実際には全く危険性 のない試験です。 というのは、臨床試験は安全性を確保するために法のもとで行われ、実用の濃度の数十分の1 に薄めた投与量で行われるからです。 これは新薬の効果や副作用を調べる、というような危険なものではなく、薬の成分が体内を どのように巡り、どれくらいで体外に排出されるか(つまり薬物動態)を調べるためのもの だからです。

【仕事内容】

臨床試験で服用する薬の内容は風邪薬、甘味料、シップ、鎮痛剤、目薬など様々で、試験は 宿泊を含むものが主ですが、通院だけの場合もあります。 具体的なアルバイトの内容ですが、基本的に薬を投与したらあとは定期的に採血するだけで、 あとはリラックスして期間中を過ごすだけです。 宿泊中の過ごし方は人それぞれで、ただ寝ている人、漫画を読んでいる人、勉強をしている人 など様々です。 また、宿泊中の食事は毎日3食無料で食べられますし、入浴や洗濯も好きな時に行えます。